2006-01-01から1年間の記事一覧

論述問題

思いつくままに随時更新. 弧度法について,定義・いくつかの公式・効用などに留意しながら論じよ. を正の自然数とし,を実数とする.[tex:a 次関数と直線とが接するための必要十分条件は,方程式が重解を持つことである.これはなぜか?

─信州大:その2─

1998年信州大学入試問題 をより大きい自然数とするとき,をみたす整数解は存在しない」というのはフェルマーの最終定理として有名である.しかし,多くの数学者の努力にもかかわらず,一般に証明されていなかった.ところが1995年この定理の証明がワイルスの…

─信州大:その1─

1998年信州大学入試問題の数学に次のような問題がある。 をより大きい自然数とするとき,をみたす整数解は存在しない」というのはフェルマーの最終定理として有名である.しかし,多くの数学者の努力にもかかわらず,一般に証明されていなかった.ところが19…

(摂南大学)─その3:蜘蛛の巣図法─

1999年摂南大学工学部の数学入試問題 を実数を係数とする多項式とする。実数に対し、から以下帰納的にで数列を定める。このとき、であることは、であるためのどのような条件か。下から選べ。 (1)必要十分条件である。 (2)必要条件だが十分条件ではない。 (3)…

(摂南大学)─その2:関数の連続性と極限の分配─

1999年摂南大学工学部の数学入試問題 を実数を係数とする多項式とする。実数に対し、から以下帰納的にで数列を定める。このとき、であることは、であるためのどのような条件か。下から選べ。 (1)必要十分条件である。 (2)必要条件だが十分条件ではない。 (3)…

(摂南大学)─その1:Introduction─

1999年摂南大学工学部の数学入試問題に次のようなものがある。 を実数を係数とする多項式とする。実数に対し、から以下帰納的にで数列を定める。このとき、であることは、であるためのどのような条件か。下から選べ。 (1)必要十分条件である。 (2)必要条件だ…